豊胸術について

豊胸術とは、胸を大きくするための手術のことで、人体に無害なバッグを胸に挿入する方法と、本人のお腹や太ももなどの余分な脂肪を吸引して、、それを胸に注入する脂肪注入豊胸術等があります。

豊胸手術で使用するバッグは、大胸筋の上に入れる乳腺下法、大胸筋の下にいれる大胸筋下法の2種類があります。挿入するバッグには、いろいろな種類があり種類によって値段も異なります。

従来主流だった生理食塩水に比べ、ムコ多糖類という砂糖やでんぷんに近い成分で構成されているシリコンジェルバッグや、ハイドロジェルバッグというものは弾力があり、自然な感じが得られます。

脇の下を数センチ切開して挿入しますが、脇のしわにまぎれて傷はほとんど目立たず、手術は約1時間程度で麻酔の準備や術後の休憩等を含めて4〜5時間程度かかるようです。

料金は、クリニックによっても様々ですが、大体30万円前後と言われていますが、100万円単位のところもあるようです。


豊胸手術で使用するバッグ

・生理食塩水バック

生理食塩水バッグとは、10年近く前に、アメリカで豊胸手術のために開発されたもので薄いシリコン膜でできたバッグの中に、体液と同じ浸透圧の生理食塩水を入れて膨らませたものです。サイズは125cc〜250ccまでを25cc刻みで自分の体にあったサイズのものを選べます。


・シリコンバッグ

人工乳腺法に用いられるのがシリコンバッグでシリコンバッグは、もっとも乳腺に近い自然な仕上がりが期待できます。以前は、破損した場合に人体に悪影響があるといわれていましたが、今では全て否定されています。しかし、万が一破損した場合には、シリコン自体の粘着性が強いため、取り除くのに広範囲に切開しなければならない可能性があるといわれています。


・コヒーシブ(シリコンが流動しないタイプ)シリコンバッグ

コヒーシブシリコンバッグは、結合力がある、硬い、固着性という意味で通常のシリコンバッグよりも質感が硬いものを指します。外膜が万が一破れてもシリコンが原型を保ちやすいのでシリコンが流出せず安全性が高いといわれます。世界的に人気が高いといわれているソフトコヒーシブというタイプは質感が普通のコヒーシブに比べて優れています。


・ハイドロジェルバッグ

ハイドロジェルバッグは、生理食塩水の代わりに、ムコ多糖類という砂糖やでんぷんに近い成分が10パーセントと水分が90パーセントで構成されている人工の乳腺バッグの種類の1つです。安全面では、生理食塩水とほぼ同様だといわれますが、さわった感じは、生理食塩水に比べて自然です。
安全面とさわり心地が自然なので豊胸手術の方法の中では、人気が高いといわれています。


・クリスタルバッグ

クリスタルバッグとは、人工乳腺の種類の1つです。一般的に使用されている生理食塩水バッグの欠点は、仰向けに寝たときに触ると硬くて自然さに欠けているのですが、クリスタルバッグは、脂肪の自然な動きにとても近く横になっても柔らかい触り心地が特徴で万が一破損しても内容物は人間の体液に等しく、医療用としても使用されているものなのです。(クリスタルバッグというのはフランスのユーロシリコン社の商品名)



豊胸手術いろいろ 

・脂肪注入法

脂肪注入法とは、自分のお腹や太ももなどから余分な脂肪分を吸引して、その吸引した脂肪を、胸に注入してバストアップする方法で自分の脂肪を使うので、安心感も得られます。自分の脂肪を吸引し、ウエストなど気になる部分のサイズダウンも可能で、人工乳腺などの異物を胸に挿入する事に抵抗を感じる方には人気がある豊胸手術方法ですが人工乳腺法に比べて、飛躍的にバストを大きくすることはできません。


・Teimourian法

Teimourian法(ティモリアン法)とは、陥没乳頭の手術方法の1つでもっとも一般的な方法で乳頭周囲より約5ミリほどの小さな切開で手術するため、傷跡はほとんど目立たないと言われています。重症な陥没乳頭の方には、Sakai法というのもありますがどちらにしても、手術をする際には医師とよく相談して、その方法を決定することが重要です。


・ラウンドブロック法

ラウンドブロック法とは、世界最小の切開術と呼ばれる手術の方法です。下垂してしまったバストが軽度の場合には、ラウンドブロック法で乳輪のまわりを切開して吊り上げ、バストにハリを持たせます。従来大きすぎる胸を小さくするには、大きなT字の傷跡が残ってしまいましたが、このラウンドブロック法により、大きな傷を残す事はなくなりました。


・ヒアルロン酸注入

メスを使わずにバストの形や大きさを整える最新のバストアップ法でヒアルロン酸(Sub-Q)を注入します。ヒアルロン酸はもともと体内に含まれる成分のため安全性が高く、アレルギーの心配がありません。

注入時間はわずか30〜40分程度で皮膚を切開せず、ワキの付け根1箇所から 注入するので、傷跡の心配もありませんが徐々に体に吸収されてしまい、半年〜1年ほど経つと注射の効果が失われてしまうためヒアルロン酸を定期的に注入する必要があります。


・マストペクシー(Mastpexy 乳房挙上術)

マストペクシーとは、極端なダイエット、年齢による下垂等バストが皮膚や筋肉の緩みで下垂した場合に行う手術の1つでマストペクシーのほかに、縮小術があります。マストペクシーは、乳房を吊り上げ、これにより下垂してしまったバストにハリを持たせます。手術にかかる時間は、3〜4時間程度、治療後は、傷を目立たなくするために3ヶ月間ほど傷をテーピングする処置がとられるようです。


・乳房縮小術(リダクション)

乳房縮小術とは、バストのサイズを小さくするための手術のことです。バストが大きすぎると、下垂や肩こりの原因にもなるといわれます。
余分な皮膚を切除し、肥大した脂肪や乳腺を除去し希望の大きさにバストを縮小させて形のよいバランスのとれたバストを形成します。


・EUS(体外式超音波)

EUS(体外式超音波)とは、目的部位に超音波を照射することをいい超音波の振動によって、脂肪細胞を変化させる方法です。豊胸術後に厚く、硬くなってしまう様な方には、この体外式超音波を使用することで、柔らかいバストを保つことができます。スペインのDr.Planasによって「豊胸術ををした後に、体外式超音波を使用すると、被膜が厚く硬くならない」という報告がされました。

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